ゴキブリに職場を奪われた私。そんな職場の男性達は親切でしたのに・・・。

数年前に、ある会社へ派遣勤務していた私です。男性ばかりの職場でしたので夏には麦茶を作ったりしていました。お台所があるのですが、男所帯なのでとても汚れていました。綺麗にしたものの、ちょっとやそっとでは綺麗になりません。私も事務の仕事をしながら、合間をみては片づけていたのです。すると、パソコンに座った途端に「ゴキブリ」が出てきてキャー!と言った私でした。いい年をして逃げ回りました。逃げた所からまた「ゴキブリ」が出てきて、今度はぎゃーー!と普段出るはずもない声を出してしまったのですよ(笑)

本当に「ゴキブリ」だけではなく、虫が怖い私です。落ち着いて仕事ができなくなり、年甲斐もなく泣いてしまいました。怖さのあまり、これからもこのような事があるかも知れないと不安になりました。翌朝、出勤したら、なんとそこらじゅうに「ゴキブリ」の薬や「ホウ酸団子」が置かれていました。男性達が置いてくれたのでしょうね。しかし、申し訳ないと思いながらも私は「ゴキブリ」の恐ろしさに負けました。男性達の親切に応える事が出来ずに、本社には退職願いを申し出たのです。理由は「ゴキブリ」が怖いとは言いませんでしたけど・・。

しかし、本社からの電話で、「お前達、事務員さんにどのような待遇をさせていたのか?」と言われていたみたいです。本当に申し訳なかった事を思い出します。男性達には何も罪はありません。私が「ゴキブリ」に負けただけなのですから。勇敢に「ゴキブリ」と戦える人を採用していればこのような事はなかったのでしょうね。面接では、そのような事は教えられませんものね(笑)「ゴキブリは怖くありませんか?」なんて質問はあるはずもなし・・。と言う訳で、私は「ゴキブリ」に職場を奪われた気分になったのですよ。

こんな人はいないと思いますよ。以前も、別の職場で「ゴキブリ」の死骸がゴミ箱に入っていたのを知らずに、何気なく紙屑を捨てようとしたのです。その時、またキャーと叫んでしまい、肩幅の狭いシャツを着ていた私のシャツは破れてしまったのですよ。これは本当ですよ。どのような驚き方をしたのでしょうね。結局、勤務先が近かったので着替えに戻った事があります。破れたままのシャツブラウスのままでは仕事はできませんからね(笑)変なおばさんって思われたかも知れませんね。

人にはどうしても克服できない事ってあるものです。情けない私ですが、転職の原因がまさか「ゴキブリ」のせいとはね・・。しかし、何処の職場でも、男性達は親切でした。女性より男性は優しいのだろうな・・と思いました。女性って、男性に親切にされている女性をみると嫉妬をするものだとも分かりました。私が「ゴキブリ」を怖がったのは決して演技などではないのに・・。虫の怖くない人には理解不能だと思います。

職場を退職する理由としては、ばかばかしい話なので共感を得る事などまずないでしょうね。